January 29, 2006

もう6年

父の七回忌で実家に行ってきました
早いものです、もう6年もたってしまったのです

当時病院に泊り込んでいた母は
医師のだいぶ良くなってきていますから・・・という言葉で
一旦家に帰り、急いで用事を済ませ病院へ
着いた時、すでに父は亡くなっていました
死に目に立ち会えなかったことを、今でも悔やんでいます
あの時医師があのような言葉を言わなければ・・・と

私達もそんなに急に逝ってしまうとは考えてもいませんでした
元気だった頃、毅然としていた父が
つじつまの合わない事を言ったり
弱音を吐いたりするのを見ることは辛いものがありました
しかし、ちょっとかっこつけマンの父は
死に際を誰にも見せたくなかったのだと思っています

呆けは死の恐怖を少しでも薄らげる為に
神様が与えてくれるものだそうです
忘れる事も
きっと神様が与えてくれる慈悲なのだと思います

16:26:58 | wanwan | | TrackBacks