November 02, 2007

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ブログも開始から丸2年経ちました
3年目の最初に・・・
辛い報告をしなくてはならなくなりました


ミルコ(4歳5ヶ月)お星様になりました
その闘病期間はあまりにも短くあっけなく
現在もいったい何が起こったのか?と実感が湧きません
しかし・・・今お骨として家に居る以上
現実として受け止めなければなりません

何か食欲が無いなぁ〜、お腹が痛そうにも見える
もしかして子宮蓄膿か?と疑い病院へ
私の信頼している大田区久が原の先生に見ていただく
子宮は異常なし、肝臓も異常なし
血液検査、白血球がやや多い
どこかで炎症が起きていることは間違いない
まず、すい臓の疑いがあるため入院検査に
その日の夕方に胸に腫瘍が発見される
細胞診の結果胸腺腫であることがわかる
かなり広がっているそうだ
治療方法は2つ手術か放射線
大学病院での治療を薦められるが
腕を信頼している先生なのでそこの病院での手術をお願いする
かなり難しい状況であることには間違いない
もし手術が成功しても、本来の寿命はまっとうできないそうだ
手術の準備にCT撮影の為墨田区まで連れて行く
撮影の前後、ずっとミルコを抱いていた「がんばろうね」
顔ペロ攻撃でチュッチュ、目もしっかりしていた
その3日後に手術の予定
しかし・・・
急速に容態が悪化し、手術予定前日に息を引き取った
車を飛ばしたが間に合わなかった
私には横たわる姿を見せなかった、笑顔だけ
その間たった5日間

先生には最善を尽くしていただいた
呼吸が苦しくなったミルコは酸素室に入れていただいていた
きっと最小限の苦しさで逝ったと思う

そしてその後手術をしてもらった
腫瘍は全部取り除いて欲しいとお願いした

悪い部分を取り去ってもらい
私の友達からたくさんのお花、おもちゃをいただき
それを全部もって旅立った

今頃は先に行って待っているわん達と
おもちゃを取り合って走り回っているんだろう

我が家では一番若いお別れだった
辛かった、5日間泣きっぱなしだった
もっと早く気づいていれば・・・
胸部腫瘍はほぼ悪性の物
症状が出るのが遅く進行も早いのだそう
何も無いのに胸部レントゲンをかける事は先ず無い
自分を責めるなと言って下さった
しかし・・・

泣いてばかりはいられない
私には尚守らなくてはならない命がいっぱい
いつかは必ずお別れは来る
しかも、私が先に逝ってしまっては尚困る
私の目をじっと見つめてくるこの子達
この子達をしっかりと見届けてやらねばいけない

***
若い時期に腫瘍が出来る場合
遺伝することが多いそうです
両親にその様な事例があった時には
注意が必要だそうですよ
幸い?ミルコは赤ちゃんを産んだことがないし、一人っ子
子供に悲しい思いをさせなくて済んだのかな?




02:08:00 | wanwan | | TrackBacks